キャデラックのヘッドライト光軸不良を応急処置で改善|民間車検場からのご依頼
お久しぶりです。約1ヶ月ぶりのブログ更新となりました。
本日は「中秋の名月」。
旧暦8月15日の満月の日で、2023年はちょうど満月と重なっています。
家族全員でお団子を食べながら空を見上げていたら、飛行機雲と満月が重なって感動の一瞬に。
さて今回は、キャデラックのヘッドライト光軸不良に関する修理事例をご紹介します。

ご依頼のきっかけ
今回のご依頼は、民間車検場「N社」様から。
車屋さんで販売された車検切れのキャデラックが売れ、陸運局で検査を受けたところ、
左ヘッドライトのカットラインが基準を満たしていないと判定されてしまいました。
色々と対策されたそうですが改善されず、当社へヘッドライト単体でご依頼いただきました。
ヘッドライトの状態と問題点
殻割りして内部を確認したところ、プロジェクターの脱落やズレは見られず。
しかし、LEDバルブに交換されており、かつて装着されていたHIDの熱でプロジェクター内部のメッキが焼けていると推測。
このメッキ焼けが、光が集光できない原因と考えられます。
応急処置での対応内容
時間が限られていたため、以下のような応急処置を行いました。
メッキ塗装スプレーで内部を塗装 → あまり効果なし
クリア塗装の追加 → 効果薄
アルミテープ → やや改善
メッキシート → 効果あり!
メッキシートを工夫して貼ることで、明確なカットラインを再現できたため、元通りに組み直して納品。


改善結果とお客様の反応
仮点灯で確認したところ、最初とは比べ物にならないほどの明確なカットラインにお客様も驚き。
数日後、「無事に車検に通過しました!」との報告もいただきました。
まとめと今後の対応
今回は応急処置としての対応となりましたが、状況によっては中古の正常なヘッドライトに交換することをおすすめしています。
ヘッドライトの光軸でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
ホームページに刺繍・縫製に関するリンクを掲載しましたので今後宜しくお願い致します。
販売車両 ダイハツ ミラココア 後期
年式:平成29年
車検:令和8年3月
走行:72,400km
駆動:2WD
修復歴:有り
装備:オートエアコン・純正OPデッキ・バックカメラ・各所LED打ち替え・フットランプ(テープLED)
保証:無し
真面目に購入希望の方で
気になる方はお問い合わせからどうぞ。
販売価格:40万(諸費用込み)
※遠方の方は、引取りに来て頂くか別途費用必要ですが自走にて納車に行かせて頂く事も可能です。





