エンジンかからない原因はバッテリー|電圧正常でも注意
今回は、エンジンがかからない原因がバッテリーだったという少し分かりにくい故障事例です。
キーを回すとセルモーターはカタカタと反応。
さらに、ライトも普通に点灯し、テスターでバッテリー電圧を測定しても極端に低い数値ではありませんでした。
そのため、最初はセルモーターを疑って交換。
しかし、症状はまったく改善しません。
最終的に原因となっていたのは、意外にもバッテリーでした。(;^_^A
エンジンがかからない症状
今回の症状は、キーを回してもエンジンがかからないというものでした。
キーを回すと、セルモーターはカタカタと元気よく回転させようとしています。
しかし、肝心のエンジンはスタートしません。
そこで、原因を調べていきます。
セルモーターはカタカタと反応
まず気になったのがセルモーターです。
キーを回すとカタカタと反応しているため、セルモーター周辺に原因があるのではないかと考えました。
一方で、バッテリーが弱っている場合にも、このような症状が発生することがあります。
セルモーターを回すには大きな電流が必要なため、ライトなどが正常に点灯していてもバッテリーが正常とは限りません。
テスターでバッテリー電圧を確認
次に、テスターを使ってバッテリー電圧を確認しました。
しかし、測定した電圧は極端に低い数値ではありません。
ライトも普通に点灯しています。
そのため、この時点ではバッテリーが原因とは考えにくく、気になっていたセルモーターを交換することにしました。
セルモーターを交換
まずはセルモーターを取り外します。
そして、新しいセルモーターへ交換。
これでエンジンが始動すると思ったのですが……。
交換してもエンジンがかからない
セルモーター交換後、再びキーを回してみます。
しかし、まったく同じ症状で改善なし。(;^_^A
セルモーターが原因ではありませんでした。
そこで、もう一度原因を考え直すことにします。
予備バッテリーでエンジン始動
ちょうどその時、エヌファクトリー中村社長から電話がありました。
そこで症状について聞いてみると、
「バッテリーが怪しいのでは?」
とのこと。
試しに別の予備バッテリーへ交換してみます。
すると……
エンジンがかかる??
ここでようやく原因が分かりました。(笑)
新品バッテリー交換で正常に
最終的に新品バッテリーへ交換。
すると、問題なくエンジンが始動し、正常な状態へ戻りました。
原因はバッテリーだったようです。
セルモーターまで交換したので遠回りしてしまいましたが、良い勉強になりました。(;^_^A
電圧だけでは判断できないバッテリー
今回特に勉強になったのは、バッテリー電圧がそれほど低くなくてもエンジンがかからない場合があるということです。
ライトは点灯する。
セルモーターも反応する。
そして、テスターで測定した電圧も極端に低くない。
それでも、エンジンを始動させるだけの電流を供給できない場合があります。
実際、無負荷時には正常に近い電圧を示していても、セルを回そうとした瞬間に電圧が大きく低下するバッテリーがあります。そのため、このような症状では始動操作中の電圧測定や負荷試験が重要になります。
今回のような症状が出た場合には、セルモーターだけでなくバッテリーも疑った方が良さそうですね。(;^_^A

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